【如来】薬師如来 からだのことはお薬師様におまかせ

仏教いろは, 如来

薬師如来とは

薬師如来はこの世の病の苦しみから救ってくれる仏様です。
日が昇る、東方の東方浄瑠璃をつかさどっています。

死後でなく、今ご利益があるということで人気です。

手の形(手印)


基本的には、右手は施無畏印(不安や恐れを取り除くポーズ)、左手に薬壺(やっこ)を持っています。
薬壺がないと正直、釈迦如来と見分けがつきにくいです。

施無畏印は人々から恐れや不安を取り除くポーズ

薬師如来の脇侍

如来は左右に修行中である菩薩を従えて三尊像としてセットで祀られている場合があります。

薬師如来の場合はつぎの組みあわせが一般的です。
・日光(にっこう)菩薩
・月光(げっこう)菩薩

薬師如来と十二神将

薬師如来は、天グループの十二神将のボスでもあります。
脇侍の日光・月光菩薩のほかに、十二神将を従えている場合もあります。

十二神将


イラスト・さいとうじゅん