【密教】密教には密教特有の仏像がある

仏教いろは, 密教

密教のはじまり

密教はインドでヒンドゥー教の勢力が強まった頃、人気を盛り返すべく興りました。

密教の仏像

大乗仏教の仏様も密教の仏様もおおよそ共通していますが、密教の仏像は姿がインドの神々と共通する要素をもっているのが特徴です。

バリエーションとして密教特有の姿になっている場合や、存在自体が密教にしかないものがあります。

明王は密教にしかない仏様です。

密教仏像のみわけかた

・顔がインド人っぽい。
・体つきが肉感的。
・手が多い。
・顔が多い。
・動物に乗っている。
・名前の漢字が難しい。
・五智如来、五菩薩、五大明王などセットがある。
・女性の仏像がある。
・真言(呪文)を持っている。

代表的な密教特有の仏像

五智如来

大日如来(だいにちにょらい)

阿閦如来(あしゅくにょらい)

阿弥陀如来(あみだにょらい)

宝生(ほうしょう)如来

不空成就(ふくうじょうじゅ)如来

五菩薩

金剛波羅密多菩薩(こんごうはらみつた ぼさつ)

金剛薩埵菩薩(こんごうさった ぼさつ)

金剛法菩薩(こんごうほう ぼさつ)

金剛宝菩薩(こんごうほう ぼさつ)

金剛業菩薩(こんごうぎょう ぼさつ)

変化観音

千手観音(せんじゅかんのん)

 

十一面観音(じゅういちめんかんのん)

如意輪観音(にょいりんかんのん)

馬頭観音(ばとうかんのん)

不空羂索観音(ふくうけんじゃく)

准胝観音(じゅんていかんのん)

 

五大明王

不動明王(ふどうみょうおう)

降三世明王(こうざんぜみょうおう)

軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)

大威徳明王(だいいとくみょうおう)

金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)

単独の明王

愛染明王(あいぞめみょうおう)

孔雀明王(くじゃくみょうおう)

密教仏像と大乗仏教仏像の解釈の違い

同じ仏像でも、大乗仏教と密教とで解釈が異なっているものがあります。

釈迦如来

大乗仏教:釈迦如来=ゴータマ・シッダールタ。
密教:ゴータマ・シッダールタは大日如来の化身。

阿弥陀如来

大乗仏教:極楽浄土へ連れて行ってくれる。
密教:極楽浄土へ連れて行ってくれる仏様であるとともに、護摩焚きの本尊としても祀られる。