【天】阿修羅 災いの魔神から仏教の守り神へ。
阿修羅とは
釈迦如来を守護する神です。
釈迦如来を守護するの8部衆の1人です。
千手観音も守っていてその場合は28部衆の一員になります。
鬼としての阿修羅
阿修羅は古代インドの神「アスラ」でした。
アスラは熱で大地を干上がらせる太陽の神です。
また同時に戦闘の神でもあり、悪行の限りをつくしていました。
戦う相手は帝釈天です。
阿修羅はどうやっても帝釈天に勝つことができず苦しみ、苦しみは業となって六道「地獄道、餓鬼(がき)道、畜生(ちくしょう)道、阿修羅(あしゅら)道、人間(にんげん)道、天道」の1つとして存在するようになったのです。
仏教の守護神に
仏教が成立し発展していくなかで仏教に取り入れられ、今度は戦闘能力を仏敵に向け仏教の守護神となったのです。
興福寺の阿修羅像
興福寺の阿修羅像は悪行の限りをつくしていたとは思えない穏やかで愁いを含んだ、少年のような表情をしていて、人気です。
興福寺の阿修羅の姿・持ち物
・顔が3つ
・手が6本
・顔、体は怒りで赤い。。
・中央の左右の手は合掌。上に挙げた手には月、太陽をそれぞれ持ち、間の手には弓と矢を持っていたと考えられている。
デジタル復元後の姿
“愁いを含んだ表情”といわれている興福寺の阿修羅像ですが、アーティストの小林泰三さんがデジタル復元を試みた画像がウェブ上で公開されていて、それをみると、まったく印象が違います。
デジタル復元された阿修羅像
闘志満々のイキってる若武者という感じがするではありませんか。