【天】大黒天 正体は破壊の神
大黒天とは
大黒天(だいこくてん)は商売繁盛の神です。
残虐な神から福の神へ
大黒天の前身は、ヒンドゥー教の破壊と戦闘の神「マハーカーラー」です。
「マハ」は大きい、「カーラ」は暗黒の意味で、ここから大黒天とよばれたとされています。
この時代の大黒天は残虐で荒々しい神の性格をもっていました。
日本に入ってきてからは、「大黒天」が「大国主神」と重なって福の神に転じたのです。
大黒天の姿・持ち物
・ふくよかな体形で笑顔。
・袋をかついでいる。
・打ち出の小槌を持っている。
・頭巾をかぶっている。
・俵に上に立っている。
大黒天と七福神
大黒天は、七福神の1人です。
この時は台所の神、財宝の神として信仰されています。